九州北部豪雨 緊急報告 第2報 170710

福岡県を中心とする豪雨災害についてはお見舞いやご支援ありがとうございます。

現地では、山間部はまだ全貌がつかめていない状況です。

平地でも昨日、新たな犠牲者が発見されています。

平地で、最も被害の大きい朝倉市朝倉山田の状況をお知らせします。

昨日から、朝倉市ではボランティアの受け入れが始まりました。昨日は、午前中は少し雨が降ったものの、午後からは陽も差してきて厳しい暑さとなりました。

 

山間部はまだですが、復旧に向けた取り組みが始まっています。

(片井克美)

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福岡県朝倉市豪雨 緊急報告 2017.07.05

お見舞いのメールありがとうございます。

ご心配をおかけしました。

状況を送付します。            (福岡支部:片井克美)

 

福岡県朝倉市では、昨日観測史上最大の豪雨により、大きな被害を受けました。

私の住む、福岡県朝倉郡筑前町は、朝倉市の隣で、昨夜は私の住むところも避難指示が出ました。ただ、私の住むところは夕方からあまり雨は降らず、また川からも離れているため心配することはありませんでした。

 ニュースでは、朝倉市の被害を流し続けており、今朝、近くの被害状況を見に行きました。山間部以外では大きな被害はないと思っていましたが、朝倉市朝倉地区(旧朝倉町 三連水車がある)に行くと、かなり広く冠水していたようでした。道路は規制され、農道には20㎝程のヘドロがたまっていました。冠水したままの道路もありました。三連水車も流れてきたゴミで埋まっていました。その周辺には、流木の山ができていました。

三連水車の近くに親せきがあるため、何とか迂回しながら行きましたが、親せきの家の前にあるセブンイレブンの広い敷地は20㎝程のヘドロの海となっていました。親せきの家も床上浸水したようですが、玄関までヘドロに埋まっていたので、それだけ取り除いてきました。この地域一帯は家屋への浸水が多いと思われます。

 昨夜は、久留米市全域や朝倉市全域、周辺の市町村など多くの地域で40万人ほどを対象に避難指示が出ました。自分が避難指示の対象となって思ったのは、どこにどうやって避難するのかということでした。避難所は設けられていますが、全員が避難できるほどのものではありません。食料や毛布などを持ってという広報がありましたが、一方では駐車場がないため、車では来ないで下さいというのもありました。

 水害の避難についても考える必要があるようです。 

 

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