福岡の宮本です。ご心配おかけしています。
皆様のお心遣い感謝します。
熊本の古川さんと連絡をとり、水と食料がないということで
昨日(18日)熊本へ水800ℓと食料と精神安定水を届けてきました。
古川さんの住む地域の事しかわかりませんが、現状をお知らせします。
高速は植木インターまでです。
普通は御船インターで降ります。
植木から熊本、そして被害の大きかった熊本益城空港、その次が御船インターとなります。
九州の幹線国道は3号線ですが、修復ができ全線通行できましたが、この道しかないので渋滞はひどい状況です。
私の家から古川さんの事務所まで約80キロです。
朝5時に出たのですが、高速を使っても3時間かかりましたがいいほうだそうです。
古川さんの生活の場は熊本市南区の川尻町というところです。
ここは地域コミュニティーがしっかりしたところです。
ここの地域づくりには古川さん親子の存在は大きいものがあります。
川尻町の道路は埋設等で段差がひどい状態で、行動の途中、段差附近で追突事故がありました。
この地域の飲料水については、瑞鷹酒造の地下水の排水管修理も終わり、地域に供給できる体制ができました。
食料の地域の方々が避難所へ提供され、足りていました。水道も徐々に回復しています。
避難所外の方が心配です。
ここの地域は色々の協議会があり、コミュニティがしっかりしており、その点も対応ができるのではとの印象です。
いま支援では、古川親子と川尻の町並みにも重要な瑞鷹酒造の復旧だと思います。
古川設計室は瑞鷹酒造の土蔵を借りて事務所としています。
そこの壁土が落ちていますし、隣のレンガ積の防火壁が落ちてきて屋根が破損しています。
建物も傾いています。
古川さんも14日の地震時には余裕があったのですが、
16日の地震後は心身ともに疲れています。
事務所の被害もですが、最近建てた自宅の被害、自身がかかわった住宅の被害等で、口数が少なくなっています。
いま支援で必要なものは、古川事務所の屋根、壁を応急的に修復し、雨対策を行うこと。
川尻の町並みを形成している瑞鷹酒造の一連の建物の保全の為の処置だと思います。
今度の土・日(23,24日)に大工、左官等屋根に上がれる人たちを集めて修復に行こうと組織しています。
集まってワイワイの方が良いかなと思っています。
人手が欲しい。
支援金が欲しい、というのが現地からの声です。
受け入れ体制は古川さんの息子である古川亮(まこと)くんがやっています。
土日はおおがかりでダンプ2台とユニック、クレーンを手配する準備を進めています。
長文となりましたが川尻町の現状です。
古川さんの避難所生活も今週で終わらせたいと思っています。