震災一ヶ月後の津波の後の状況が、半年後にはこれほど変わっています。
2つのビデオを同時に比較して再生してみるとよくわかります。
(以前にも書きましたが…)
半年前に行った名取市周辺の沿岸部を少し車で廻ってみました。
植物の力って凄いですね!HPに上げてるのは、同じ場所での半年後の風景ですが、雑草とはいえ植物の逞しさが瓦礫に覆われた悲惨な惨状を、すべて覆い隠してしまっていました。
津波直後の状況を知らないと、まるで緑豊かな草原にも見えてきます。
稲や野菜などの作物が、海水の塩分によって生育を阻まれた中であっても、彼らは逞しく生命を謳歌している様です。雑草という草は無いそうですが「雑草魂」に復興の勇気とパワーを学びたいとも思いました。
しかし、積み上げられた大量の瓦礫の山を見ると、人間の営みの小ささと儚さを感じます。
自然の力には人工物は無力だと痛感させられました!
[仙台空港周辺]
仙台空港周辺の津波による被災状況です。
多くの瓦礫が散乱したままで、建物は基礎しか残っていません。
・今後の視察地区も同様だが、空港に近づいて高速の下を潜った途端に風景が一変する。
・市街地を抜けて海岸沿いに近づくまでは、どこにでもある普段と変わらない日常の街並。
・空港周辺は米軍の協力で、使用可能な様に整備されているが、周辺の集落は壊滅状態。
・道路は瓦礫が取り除かれ立入禁止地域以外は通行は可能。(盗難等のための警備が多い)