震災後2年を過ぎた熊本市内では、おそらく何百年に一度であろう大規模開発工事が、同時期に至るところで行われています。
■交通センター後の桜町再開発
■被災した熊本城の修復工事
■新町古町周辺の状況
熊本地震に学ぶ2(熊本視察編)第2日目
日時:2017年5月21日(日) 終日
場所:川尻町 新町古町 熊本城
今回は2日間で多くの現場の視察を詰め込みすぎた感もありますが、各地で活動される方々のお話を聞けた事は大変参考になりました。キーマンのお話の中で共通していたのは、各地にネットワークを持っていたことが役に立ったとのことでした。新建も全国組織、いざというときに繋がれるようにしていきたいと思います。
熊本地震に学ぶ2(熊本視察編)第1日目
日時:2017年5月20日(土) 終日
場所:益城町 復興住宅 テクノ仮設住宅 甲佐町 小川町(懇親会)
今年2月に開催した「熊本地震に学ぶ」の延長企画として、震災より約1年を経過した現地を実際に自分の目で見て回り、各地のキーマンにお話をお伺いするという例会を、5月20、21日に行ないました。参加者は福岡支部の会員と千葉支部より参加の鎌田氏の14名、JSCA木造部会員と一般の方5名、そして現地案内や講師の方が7名でした。
震災後一年を過ぎた熊本市内では、おそらく何百年に一度であろう大規模開発工事が、同時期に至るところで行われています。
被災した住宅やマンションなどの復興も、まだ道半ばな状況での市内での建設ラッシュの様子には、少し違和感も感じます。
先日東京でみた豊洲周辺など湾岸のマンション建設ラッシュや、オリンピック関連施設の建設ラッシュを見ると、一抹の不安を覚えますが…。
■交通センター後の桜町再開発
■熊本駅在来線駅舎の建替
■被災した熊本城の修復工事
熊本地震で最大の被災地であった益城町には、町内に18ヶ所で約1550戸の仮設団地がありますが、その中で県内最大の仮設団地が「益城町テクノ仮設団地」です。約510戸の仮設住宅に約1300人の方が暮らされています。
地震からすでに一年近く経とうとしています現地を訪れてみました。
震災で被害を受けた熊本市東区の住宅の改修工事が終わりましたので、益城町まで行ってみました。
現地の写真を見て気付かれるでしょうが、道路周辺の大きな被害を受けた建物などは、かなり解体撤去が進んでいました。
年末に熊本に行った際に、ちょっと時間がありましたので、熊本城周辺の状況を見てきました。
震災以後に初めて城内に入ってみたのですが、今も残るその被害の深刻さには驚きました。飯田丸御殿などの補強工事も大規模に行なわれています。
ちょうどタイミング良く、竣工検査の当日であった宇城市不知火町に完成した木造仮設住宅を見学することが出来ました。
その後、6月13日に県内で最も早く完成した西原村小森の木造仮設住宅も視察しました。プレハブ住宅も混在する大規模な仮設住宅地でした。
福岡支部において、熊本の磯田先生を中心とした支援を行おうとしている、小川町の伝統木造住宅の状況を視察しました。
その後、被災した宇土市役所や市営団地の復旧状況などを確認してきました。
熊本市内で被害の甚大であった分譲マンションの視察を行ないました。
他にも多くの同様の震災被害が存在するという事実に驚きを隠せませんでしたが、今後の改修や解体の協議がどのようになるかが懸念されます。
2016年7月24日18時〜
新建復興支援会議の九州ブロック会議を熊本市の市民会館にて行ないました。
関東、関西の会員を中心として九州の会員を合わせて30名と、地元の支援団体の方々3名の参加で、短い時間でしたが状況報告や今後の支援の方法についてを議論しました。
益城町の視察後は、熊本県南部の甲佐町の仮設住宅で行なわれている「なんでも相談会」の状況の視察と、支援の中心となられている町議さんの報告を伺いました。
その後被害の大きかった、地盤の液状化した地区の住宅を見学するなどを行ないました。
九州ブロック会議の初日は、震源地でもあり被害の甚大だった益城町の状況を視察しました。
被災後に既に3ヶ月を経過しましたが、倒壊家屋の解体などもまだほとんど進まない状況に胸が痛みました。
5月22日~23日 熊本に行ってきました。(山下)
22日は、千代崎さんと末延さん(防災首都圏懇談会メンバー)と卯野木さん(福岡支部-熊本在住)と、はじめに「熊本地震支援共同センター」に立ち寄りました。
磯田先生よりご相談のあった、小川町の状況を確認するために、福岡支部より大坪、新谷、鹿瀬島、渋田、河野の5名と、東京から千代崎、山下、で行ってきました。
下記はその後の対策などへの磯田先生や宮本氏などのメールです。
震災後約1カ月後の南阿蘇に行って来ました。
益城町から西原村を通って南阿蘇へ向かうグリーンロードは既にきれいに整備されていますので、熊本市内からも1時間と少しで行けるようになっています。
延期になった仕事の再開で、宇城市に行く事になりましたので、その付近の状況を報告します。翌日は川尻の古川設計室さんもお見舞いに訪問して、新建福岡支部からの支援の一部をお届けしました。
川尻町に於いてのボランティア活動を終了します。
熊本地震後、23,24日の一回目、30,1日の2回目、7,8日の3回目と三次に続くボランティア活動に参加された方々、それを支援して頂いた方々に熱くお礼申し上げます。
昨日の5月8日は、4月末に弁護士さん方を中心とした福岡での電話相談会であったご相談の現場を福岡、鹿児島の弁護士さんと現地確認に行って来ました。
新建福岡支部からは片井氏、川崎氏、卯野木氏、鹿瀬島の4名が参加をしました。
福岡支部で視察等に行った際のデーターは下記の共有ファイルにおいています。少し加工して画素数は小さくしておりますが、ご必要な場合はダウンロード下さい。
建築研究所や国総研のデーターもご紹介します。
熊本市内の被災建物の視察状況です。特に被害が顕著だった視察箇所を地図上に落としてみました。
もちろん旧耐震の建物の被害が多いようですが、特に1階がピロティ形式の建物の脆性破壊が特に顕著ではないでしょうか?
益城町の被災状況の続きです。
震災前後の写真をストリートビューから比較用に載せています。
Googleマップには震災1回目直後の衛星写真や、ストリートビューには震災前の建物の状況が残っていますので、今回の写真等と比較すると震災の被害状況がかなりよくわかります。
設計者である会員の方や友人達とは、新耐震の建物までも被害が甚大だった今回の震度7の2回の直下型地震に対し、今後どのような対応ができるのかを議論しています。
昨日今日は朝から新建福岡支部のメンバーと東京からの山下さん、熊本の磯田先生もご一緒に、甲佐町の福祉施設の支援相談や益城町の被害状況の視察などに行ってきました。
しかし、震源地の益城町の中心部の被害は想像を超えていまして、メンバー全員が声も余り出ない状況。収束仕掛けている震災被害の対応も、少し考え直させられた視察でした。
熊本市内の被災状況は建物や地域(主に地盤)にもよってかなり違うので少し検証も必要なのではと思います。
福岡支部では緊急拡大幹事会を開催し、熊本地震について支部としての対応を検討しまして、浜崎さん(会員)のご友人で甲佐町でグループホームせせらぎをなさっている高橋恵子さんに連絡しお伺いすることにしました。
一回目のボランティアはたくさんの方に応募いただきましたが、
現地の受け入れ体制が40人までぐらいというこで、お断りせざるをえませんでした。ありがとうございました。すみませんでした。
23日、24日の現地での支援活動の報告です。
あくまでも個人的で「熊本市内中心部」の状況ですが
昨日の21日の状況を少しだけでもです。
震源の益城や阿蘇の状況は見えておらず、そちらがまだ心配ではありますが‥。
昨日は幹事会に参加できませんですみませんでした。
しばらく仕事での熊本行きも続くようですので、できる限りのご報告は致します。
昨日の夕方には熊本支部の入口さんにもお電話をしましたが、生活面で特にお困りの事はないのでご心配は無く、との事でしてほっとしました。
福岡の宮本です。ご心配おかけしています。
皆様のお心遣い感謝します。
熊本の古川さんと連絡をとり、水と食料がないということで
昨日(18日)熊本へ水800ℓと食料と精神安定水を届けてきました。
古川さんの住む地域の事しかわかりませんが、現状をお知らせします。